備えあっても憂いあり ~ネパールの学校が○○で突然休校に~

備えあっても憂いあり ~ネパールの学校が○○で突然休校に~

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☆選挙ポスター。ネパールでは選挙が近い。

日本の学校で突然休みになるとしたら
『台風』『警報が出た』
大概そういう理由です。

 

ところが今日、ネパールでこんなことが起きました。

ネパールでの体育指導も早いもので、残りたったの3日となった今日。

『よし!今日も頑張るぞ!!』

そう思って玄関を出ようとすると

ホストファミリーのお母さんから

『今日は学校に行く必要がない』

突然、そう言われました。
旦那であるの校長先生から
たった今電話があったらしい。

理由を聞くと

『政府に対してストライキが起きたから』

 

ストライキが理由で学校が休み…💦

しばらく理解できず
ぽか~んとしてしまいました。

 

僕にとってネパールでの体育指導は
残りあと3日。
その大事な1日が突然なくなりました。

 

貴重な1日がなくなり正直痛いですが
日本では決して経験できないことを
体験させてもらったのも事実。

プラスに捉え、今日だからこそ
感じたことを書き残したいと思います。

 

大事なものは先に

例えば授業の道具の準備。
学校に来て準備ができるときに
できるだけ先にやります。

 

ギリギリになってあせるのも好きではないし、突然他の仕事を頼まれるかもしれない。だから先にやるようにしています。

 

以前の自分は違いました。
大きなきっかけになったのは
日本一の体育教師として数々の日本一の生徒を育ててきた原田隆先生のご講演を聞き、とても納得できたからです。

こんなことを参加者に質問されました。

 

『好きな料理。先に食べますか。最後にとっておきますか?』

真面目にそこまで考えたことがなかったので、僕は答えが出せないままでしたが
原田先生はこう答えました。

 

『私は絶対に先に食べます』

 

理由はいたってシンプル。
あとに取っておいて突然誰かに食べられるかもしれない。ねこが持っていくかもしれない。

そんなことを言われました。

 

だから、大事なことは先にやる。

そう話されていました。

あたり前のことでしたが
核心をついていたのですごく腹に落ちました。

それ以来ずっと大事なことは
ずいぶん先にやる習慣が身に付きました。

 

例えば今回の体育指導の記録。
メモ、写真、映像も最終日とかではなく
早めに撮っておいてよかったと思いました。

もしストライキが続き、記録が撮れなかったら絶対に後悔します。

 

大事なことは先にやる。
やっておいてよかったことが
たくさんありました。

挑戦が後悔を減らす

ネパールの体育指導をしながら
迷ったときにどうするか
僕はよくこの事を考えて自分の答えを
導きだしています。

だから大事なことを先にやっておいて
よかったと今日の突然の休校を聞いて
そう思いました。

 

実は昨日も、バレーボールを教えるか
迷っていました。

教えたかった理由は
この学校でできる新しいスポーツを
楽しめるようにさせてあげたいから。

学校にある道具と設備は限られている。
だからできるスポーツはいつも同じ。

その中でバレーボールは、古いけど支柱があるし、ネットとボールもある。

 

種目の特性として子どもたちがいつもやっているサッカーとは違い
腕を使うし、ジャンプもする。

協力し、多くの人間がプレーできて
仲間づくりにも大いに役立つ。
子どもたちも最近やりたそうにしていたのも感じていた。

 

しかし、やめておこうと思った理由は
バレーボールのやり方を
子どもたちはほとんど知らない。
もちろん技術もほとんどないレベル。

バレーボールもまともなのが1つと
ボロボロのが1つ。合計2個。
日本のように効率の良い練習は
期待できず、できなくてつまらなくて
ただ終わってしまうリスクも大きい。

だから悩みました。

 

ただ、やっぱり教えておけばよかった。
なんで挑戦しなかったのか。

そう思いたくはなかったので
僕は挑戦しました。

 

手応えや収穫は大きかったです。
うまくいかないことはあったが
諦めずやり続けたら
ラリーが続いたりスパイクが決まり
喜んだり盛り上がる姿も出てきた。

 

生徒たちが休み時間に
自然発生的に学年の枠を越えて
バレーボールをやり始め
楽しんだりするようになった。

自分がここに来た意味が
少し感じられた気がした。

 

だから、最後の日を意識して
日々過ごすことで後悔が減っていくと
思います。

今回突然、大事な1日が無くなっても
大きく動揺しなかったのは
そういう気持ちで過ごしてきたことが
役に立ったと感じました。

 

やるかやらないか。
迷ったら挑戦する方を選びたい。

 

 

挑戦するために自分を揺さぶる

僕は挑戦するために鴇に自分を揺さぶる。
『これが最後のチャンスだったら?』
自分に問いかける。

 

そうすると、

自分の奥深くにある
心の声が少しずつ聞こえてくる。

 

そうした自問自答のおかげで
小さなことだけどいろんなことに
挑戦することができた。

 

例えば、担当していないクラス10(15~16歳)の体育を一回やったこと。生徒が僕の所へ直接頼みに来た。他の先生は、生徒の意見は聞く必要はないと僕の負担を考えて下さったが、『これが最後のチャンスだったら?』と自分に問いかけた。

すると、せっかくのチャンスなんだからやってみようと決めることができた。

 

正直、そこまで手応えのある時間にはできなかったけどやらなかった後悔より
やってみてよかったと心から思える。
楽しんでくれた生徒もいたし、新しい課題も掴めた。

 

他にも、学校で開かれた
ネパールダンス大会への飛び入り参加。
迷ったけど本当にやってよかった♪

 

正直、疲れもあり腰の状態も本当によくなかったけど
『これが最後のチャンスだったら?』
との問いに対して自分で悔いのない答えが出せた。

 

自分自身とてもいい思い出になったし
何より子どもたちが大歓迎してくれたし
大歓声でみんなが喜んでくれたから
挑戦して本当に良かったです。

 

まだまだやり残したことことは
たくさんあるけど

迷った時には
『これが最期のチャンスだったら?』
と自問自答し、自分が一番納得する答えを自分で出せるようになってきました。

 

そういう経験を一つ一つ増やしていくことはきっと人生の財産になるはず。

 

自分の奥深くにある声に気づくためにも『これが最期のチャンスだったら?』
今後も迷ったら自分自身と
正直に向き合いたい。

 

(4)死を意識して生きる
僕は最近今までとは違う感覚で
生き急ぐ気持ちがある。

僕はいつ死んでもおかしくない。
いつ人生が終わるかなどわからない。
本気でそう思っている。

 

ブログを書いているのも
そういう意味も含んでいる。
もし突然死んだとしても
何か生きた形を残していたい。
そうすれば死んだあとでも
わずかかもしれないが
意味や価値を生み出せると思う。

 

本当は真面目なことをたくさん
書き続けたいが自分が読み手なら
重たいかなと思ったりして
時々ふざけたことも残しているf(^_^;

もちろんそれも僕の大切な一部。

 

たまたま見つけた本田圭佑選手の動画。
彼はこんなことを言っていました。

『僕は人よりも死を強く意識している』

すごく共感できる内容でした。

☆その動画はこちら(金沢大学での講義)

 

今日、突然ストライキで
授業がなくなってしまったように
人生もいつ突然終わりが来るかは
わからない。

 

でも、今は死から目をそらす
そういう世の中のような気がする。

死を意識しにくい。

それがなんとなく生きることに
つながっているように思えてならない。

 

だからこそ僕は死を意識するような
ナチスドイツのアウシュビッツ収容所や
死を待つ家として有名なインドのマザーハウス
ポル・ポト政権の大量虐殺があった
カンボジアのキリングフィールドなどに
ひかれているのかもしれない。

 

死を意識することは
生を意識すること。

生きることを大切にする。
自分の人生を大切にすることになる。

 

だから死から目を背けてはいけない。
僕は自然にそう思うようになってきた。

 

おわりに

今日突然起きた、ストライキによる休校。

日常の出来事からでも学べることはあるし、どう捉えるかも一人一人の自由。

今回は、ストライキから人間の生死にまで話が広がり、話が大きくなり過ぎ感はあります(笑)

 

でも、今日も自問自答して
これが自分の書きたいこととして
納得して書いたから清々しいです。

今日もいい1日にできました。

 

土日をはさんで月曜日と火曜日。
この2日でネパールでの体育指導も
終わりになります。

 

人生は何が起こるかわかりません。

また、突然おしっこをかけられたりするかもしれません(笑)
背伸びせず、悲観せず

自分のできることを精一杯

頑張りたいと思います!

 

それではみなさん!
どうかよい週末をお過ごしください!

 

 

☆今日はうどんとケーキ!

デリミトゥ(とってもおいしかったです!)

 

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