ヒマラヤ山脈

32歳の時、世界一のヒマラヤ山脈を見に

ネパールのポカラまで行った

当時の僕は
世界一の体育教師になると意気込み
とにかく世界一に触れたい

その一心でヒマラヤ山脈の麓まで行った

結果見れなかった

雨季で雨が続き分厚い雲に覆われ
その姿を見ることはできなかった

『お前にはまだ早い』

ヒマラヤ山脈から
そう言われている気がしました

でも、また来ようと思いました

そして再び、僕はネパールに来た
今回の目的は体育指導だ

頭の中はその事でいっぱいだった

ヒマラヤ山脈のことは
頭の片隅に追いやられていた

あっという間に時は過ぎ

僕の体育指導は終わりネパールを後にした

飛行機は30分程、出発が遅れた

ネパールからインドへ向かう飛行機の中

僕は音楽を聞いていたが

周りの人がソワソワして落ち着きがない

飛行機が揺れてるからだろうか

窓から美しいオレンジの夕日が
差し込んでいる

皆窓の外を見ていた

目をやると
夕日に照らされた
ヒマラヤ山脈がそこにあった

少し成長した僕に
まるでご褒美をくれるかのように

雲ひとつない
夕日に染まるヒマラヤ山脈が
美しく荘厳な姿でそびえたっていた

うれしかった
行きの飛行機で我慢していた涙が
こぼれそうになった

来てよかった
あなたを越える人材になり
また必ず会いに来ます

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